フロリダのディズニーワールドに行ってきた

クリスマスの連休にフロリダのディズニーワールドに行ってきた。ほかに行く人のために、事前に知っておいた方がよかった情報を書いておこうと思う。

空港

ディズニーワールドの最寄りの空港はオーランド国際空港。MCO。ディズニーワールドは空港から30分くらいのところにある。オーランドはOrlandoであることに注意。Orland行きで予約してしまうとカリフォルニアに着く。
空港からディズニーワールドへは、ディズニー公式バスかUberが便利。公式バスはディズニーホテルに泊まっていると使える。空港で荷物受け取り後に看板に従って下に降りていくとバス乗り場があるらしい。自分はディズニーホテルには泊まらなかったのでUberを使った。
ディズニーワールド内は誰でも使えるバスが運行している。ただし、朝晩は長い列ができ目的地に着くまでも時間がかかるので自分たちはほとんど使わなかった。Uberの方が速く便利である。Uberについては後述。

ホテル

おすすめはディズニー公式ホテル。少しお値段は張るが、ディズニーの気分に浸ったまま滞在ができると思う。また、雰囲気以外の特典として、マジックバンドが無料とか、Fastpassが60日前からOKとか、Extra Magic Hour、空港バスなどの特典がある。次におすすめなのがディズニースプリング周辺ホテル。より価格が休めながらExtra Magic Hourや60日前FastPassなどの特典が付いてくる。
予約は遅くとも30日前まではするのが良い。FastPass60日前開始特典を有効活用するため。また、クリスマス時期にはなるが2週間前には安い部屋は見つけるのが困難になっていたらしい。
自分たちが泊まったのはHilton Orlando Lake Buena Vista。5泊で$750、Amexのオファーでさらに$50引きだった。チェックイン日の朝6時くらいに着いたにもかかわらずチェックイン可能だった。また、Hilton Goldの特典で無料朝食も着いてきてよかった。ディズニーパーク行のバスも出ているらしいが、一度も使わなかった。

FastPass

飛行機、ホテルの予約をしたら次はFastPassの予約が必要。東京やアナハイムのディズニーとは違って、事前に各日3つまでFastPassを予約できるシステムになっている。基本的には待ち時間の長い3つのアトラクションを予約することになると思う。細かいルール等は公式サイトを参照してほしい。
先にも述べたが、通常のチケットでは30日前から予約が可能になるところが、特定のホテルに滞在すると60日前から予約が可能になる。このシステムは有効活用したほうがいい。自分の場合は大体30日前に予約をしたが、すでに最も人気なアトラクションはすべての時間帯でファストパスが売り切れていた。ファストパスの変更はいつでもできるので、まだ決め切れていなくてもとりあえずなるべく早く予約しておくべき。
なお、3つのファストパスを使ったあとは新しくファストパスをとることもできるが、こちらはあまり期待しない方がいい。
どのアトラクションをとるべきか、についてはアトラクション待ち時間を集計しているサイトを参考にするといい。例えばこことか。https://touringplans.com/magic-kingdom/wait-times
ファストパスの時間帯については、基本的には開園後2-3時間以降で、ショーや花火等と被らない時間を探すのが良い。各ファストパスは有効期間が一時間あるが、それが一瞬でも重複するようなファストパスは取れないので注意。
なお、ファストパスの利用時間にアトラクションが故障していたような場合、そのファストパスは複数アトラクションで有効なものに変更される。これを見越して、もしファストパスの枠が余った場合には故障率の高いアトラクションのファストパスを取っておく戦略も考えられる。

Uber

空港からホテル、ホテルからパークの移動にはUberが便利である。早朝でも深夜でも特に問題なくUberを捕まえられた。ホテルからパークまでは大体$10くらいで行き来できた。なお、ディズニーワールド周辺は関係者専用の道路がたくさんあり、UberのMapに従って運転すると目的地に着くことはできない。周辺にいるUberの運転手は慣れているので大丈夫だと思うが、不慣れそうな運転手が来たらそのことを事前に伝えておくといいかもしれない。今回は10回以上乗って、一回だけ不慣れな運転手に当たった。
Magic Kingdomへは直接Uberで行くことはできない。隣のComtemporary resortで降ろしてもらう、迎えに来てもらうのが便利である。モノレールの線路下を歩いていけば5分程度でゲートに着く。そのほかのパークは、ゲート周辺にPick up locationが指定されている。

Extra Magic Hour


前述したように、ディズニーの公式ホテルや一部の周辺ホテルに宿泊すると、特定の日に1時間早く入園できたり、より遅くまで滞在できるようになる。朝の場合だと、通常のゲートの前後にExtra Magic Hourの資格チェックをするゲートが設けられる。公式ホテルに滞在している場合はマジックバンドを用いた宿泊情報チェックが行われる。周辺ホテルの場合は、事前にホテルのフロントで入場券を受け取り、それを提示することでチェックを通過できる。

パークの混雑

クリスマスの4連休の状況しか知らないが、その感覚でいうと、東京ディズニーランドほどには混雑はしていない。また、混み始める時間は極めて遅い。午前中はまだ人が少なく、アトラクションにも乗りやすい。
なお、開園時間は早まることが多いので注意。速ければ開園時間の30分前くらいには開園してしまう。アトラクションをすべて一日で乗りたければ、開園45分前にはゲートに到着するくらいの予定を立てた方がよい。
基本的な入場後の戦略としては、まず最も人気なアトラクションを朝一で待ち時間ゼロで乗り、その後ほかの人気アトラクションを人が増える前に乗りつくすのが良い。開園直後はみんな最も人気なものに向かうので、そこだけが異常に混雑しほかの人気アトラクションには人がいない現象が起こる。もし朝出遅れ、最人気アトラクションが1時間待ちというような状況になってしまったら、それは日中に3時間並ぶ覚悟を決めて、ほかの人気アトラクションを先に全て乗ってしまう戦略に切り替えるのも手である。
なお、改めて言うまでもないが、人気アトラクションの列形成場所、一回当たりの所要時間、一日の中での待ち時間の推移について予習しておくのは必須である。入園後に調べなおしたりすると、貴重な一分を無駄にする。乗る順番のリストを作っただけで満足するのも不足である。想定外の出来事に対しても柔軟に対応するためには、情報を十分に頭に叩き込んでおかなければならない。

花火

アトラクションのほかに重要なものの一つとして、夜の花火・ショーがある。各パークに少なくとも一つは目玉となる花火やショーがあるので、これらも抑えておかなければならない。
Magic Kingdomのショーは最も混雑する。今回の日程では、主要ショーを2回演じた後に花火があったが、一回目のショーの時点から場所を確保して動かない人が多かった。中央広場だとだいたい8割くらい。また、日本では、観覧席は非常に秩序だっていて、後ろの人の迷惑になるような行為は制限されているが、フロリダにはそのような制限は一切ない。基本的にカメラは頭上に掲げ、子供は肩車をし、ごみ箱やフェンスの上に立つ。人は押し合い、遠くからは喧嘩声も聞こえてくる。多少城から離れてでも、前がフェンス等になっている場所を選んだ方が見やすいと思う。また、花火は城前の広場からでなくても見えるとのアナウンスが入るが、それをもとに移動してしまうと、城で行われるパフォーマンスをあきらめることになるので注意が必要。
Epcotのショーは南側の大きな池で行われた。花火が高くまで打ちあがるので、視界が遮られない場所をうまく探すのが重要。Magic Kingdomほどには混んでいない。
Animal Kingdomのショーは観覧席が用意されている。1時間前に行ったらまだがら空きだった。
Hollywood studioのショーは専用会場で行われるものと、中央広場で行われるものの二つがある。時間がかぶっていたため今回は専用会場のショーのほうを選択した。ファストパスを取得していったが、少し出遅れたため最も端っこの席になってしまった。ファストパスだからといって安心せず、入場開始時間までには現地にいたほうがよい。

そのほか注意点


  • パーク入場前に持ち物チェックがある。武器や自撮り棒等は持ち込みが禁止されているらしい。かばんの隅々までチェックされるし、ランダムに金属探知機も通される。
  • 屋外のアトラクションは悪天候や雷などで頻繁に停止する。天候が悪い時には、雨雲レーダーをこまめにチェックしながらの行動が必要になる。
  • 写真は高い。アナハイムのように$10で取り放題というわけにはいかない。
  • オーランドの冬、とても寒い。
  • 初日の入場時に、チケットのバーコードとクレジットカードを見せて、指紋登録後に入場カードをもらえる。これをその後の滞在で使い続けられる。
  • 手ぶらでいければ荷物チェックをスルーできる。ただ、アナハイムほどには荷物検査は混んでいなかった。数分程度で終わる。

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