アメリカで車を買う

シアトル近郊に引っ越し、1か月が過ぎたころにディーラーで新車を買った。どのように購入したかのメモ。もっと良い買い方もあるかもしれないが、一例として参考になれば。基本的な流れは日本で買う時とあまり変わらない。

候補選び

最初はインターネットで買いたい車を探した。このステップは人それぞれだと思うが、自分が選んだ時の主な条件は以下。
  • 価格帯。
  • 新車
  • 日本車ではないこと。日本に長年住んでいて、日本車には飽きた。
  • カーナビ、もしくはAndroid Autoが内蔵されていること。
  • キーレスエントリー
  • ハッチバック型。

試乗

買いたい車を絞ったら、試乗に行く。これが一番面倒なパート。車がないから車を買いたいのに、ディーラーは車がないと行きにくいところにある。往復1時間以上かけてディーラーに行った。滞在時間は一時間くらい。
予約などをする必要は特にない。ディーラーの敷地内に大量に在庫車が並んでいるので、気に入った車を勝手に見学できる。価格やオプション等は窓に張り付けられていることが多いと思う。数分くらい車を眺めていると、誰かが歩いてきて解説してくれる。試乗したい車種が決まっているなら、さっさと受付に行って試乗したい旨伝えれば、在庫確認してすぐに乗せてもらえる。
試乗前に免許証の確認だけされた。国際免許証でも大丈夫。解説を聞きながら30分くらいドライブ。
気に入ったら試乗後に見積もりをついでにもらっておくといいかも。もしかしたら参考になるかもしれない。

価格調べ

試乗を終え、買う車を決めた次のステップ。価格が一割か二割は変わってくる。とても大事。今回の購入では時給換算10万円くらいのステップ。
まず、実際の購入費用を集計しようとしているサイトがあるので、それを使って相場を調べた。とくに有名なのがKBBとTrueCar。KBBは昔からあるサイトで一番有名。でもTrueCarの方が新しく、より詳細な価格を見れたので役に立った。どちらも住んでいる場所のZIPコードを入れると、大体の相場を表示してくれる。
次に、複数のディーラーにオンラインで見積もり依頼を出した。TrueCar等のWebサイトから依頼してもいいし、直接ディーラーのWebサイトからメールを送ってもいい。どちらも何回かボタンをクリックするだけで送れたと思う。
その後は、TrueCarの最安価格あたりを目指して、メールをやり取りするだけ。どこかが良い価格を出したら、別のところにそれ以下の価格が出ないか聞く。その価格は無理だ、と言ってくるディーラーもあるが、後日やっぱり値下げできると言い出したりもする。一週間くらいボールを投げていれば、価格が収束してくると思う。
価格に影響を与える要素はいくつかあるので、事前にそれを明確にしておくと余計なステップが入らなくてよい。例えば、ローンで買うのかキャッシュで買うのかリースにするのか。自分の場合はキャッシュで買ったところ$500割引された。勤務先によっては、さらに$500割引きがあったりもする。

購入

価格について合意ができたら、あとは買いに行くだけ。ただし、契約書にサインした時点でこちらの優位性が失われるので注意。サインする前に車に関するあらゆる疑問は解決するべきだし、実際の車もきちんとチェックするべき。
また、実際に車に乗って帰るまでには、自動車保険にも加入しなければならない。オンラインで30分くらいで簡単に加入できる。車両番号がないと加入できないので、車をチェックして、契約書にサインする直前か、購入後にでも。
購入後、今度は見積もりに含まれていなかったいろいろなオプションを提案される。例えば延長メンテナンス契約だとか、検査費用先払いとか、コーティングとか。いきなり説明されてうっかり契約してしまわないように注意。後から追加するのは簡単だが、キャンセルするのは難しいことは忘れずに。

ナンバープレート

ディーラーで購入すればDMVへの申請等はすべてやってくれる。当日乗って帰る時は、正規のナンバーはまだないので、紙に印刷された仮のカードを車体後部に貼って乗る。(なお、この紙製の仮ナンバーは、有料道路の料金が徴収されないとの噂。)

一か月後くらいに、ディーラーからナンバー届いたよー、との連絡が来るので取りに行く。仮ナンバーの有効期限が切れるまでにはいかないといけない。

Comments

Popular posts from this blog

LinuxでUSBカメラ映像をストリーミングかつ録画する

WSL2上でSSH経由のSOCKSプロキシを作りWindowsから使う

Raspberry pi 4とUbuntu Server 20.04 64bitでRaspberry pi cameraを使う